防音アパートの作り方

防音アパートの作り方を理論から実践まで詳述します。

防音アパートの作っています。
楽器をガンガンに使える快適なお部屋にカスタマイズします。
大阪から電車で9分徒歩6分の園田にあります。
ご見学下さい。
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2014年10月

既存壁防音補強の要点

既存壁が重い場合と軽い場合では防音性能を高める方法は違います。
既存壁が重い場合は2重壁で
コンクリートやコンクリートブロック造のような既存壁が重い場合は増し張りでは効果がありません。
例えばコンクリート壁に接着剤で石膏ボードを張り付けたり
GL工法や木下地組で石膏ボードを張り付けたする方法は
ほとんど効果がないか悪化します。
遮音材と既存重量壁の間で共鳴して
音が大きくなるか共鳴透過するためです。
それを避けるためには
  • 既存壁と新設壁の間を吸音材で充填する
  • 既存壁の振動が直接固体伝導しないように新設壁は既存壁に取り付けない
ことが必要です。
この条件を達成するには
もうひとつの独立した防音壁を作ることが必要です。

既存壁が軽い場合は増し張りで

木造の壁のように既存壁が比較的軽い場合は
もちろん新たに防音壁を作る方法も効果がありますが
増し張りでも効果があります。
既存壁が石膏ボード1枚張りなら2枚張りにするだけで相当の効果があります。
しかし既存壁が2枚張りの場合は3枚にしたからといって
効果が上がりません。4枚張りにして下さい。

下地ができましたら
石膏ボードを張り付けます。
スーパーストラクチャーD仕様で
壁を張ります。

まず下より石膏ボード21mm厚を張ります。

分厚いので重いです。
2重張りですので止め付けはまばらでいいです。

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